鳥の唐揚げ

何となく気になったものを記事に残していくブログです。

派遣会社の実態 情報非公開に潜む闇

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最近このブログで、様々な企業のニュースを取り上げ、現代の雇用職業環境について気になったことを書いていますが、また1つ気になる記事を見つけたので紹介します。あと、数日前からブログに画像を差し込むのにハマっていて、今回はそれっぽいタイトル画像を作って差し込んでみました!

 

さて、本題に戻って、以下の記事が今回のブログのテーマです。

matome.naver.jp

 

この記事によると、派遣法が改正されて「マージン率」というものを公開することが義務付けられたようですが、実際に情報公開をしている企業は非常に少ないようです。これって結局ルールを守らずに事業をしているということですよね…。


どうも派遣会社というのは、雇用した社員を希望する企業に派遣し、その派遣した社員が働いて稼いだ金額から、各派遣会社が定める「マージン」を差し引いて、社員に給与として支払っているそうで、このマージンの割合を示すものを、「マージン率」と言うらしい。(※認識が間違っているかもしれませんが…)


恐らく、この「マージン率」というものを派遣されている社員が知らないと、本当は一体どれだけ稼いでいるかもわからず、どれだけ派遣会社に吸われているかわからない事になるので、マージン率を公開することが義務付けられたんではないかと思う。


一応、各企業が公開していなくても、全国平均のマージン率は公開されているようで、「39%」が平均のようです。約4割も派遣会社がもらっているというのは、さすがにやり過ぎではないでしょうか。


例えば、普通の企業に正社員として働き、月50万円支払われるとすると、派遣社員の場合は、月30万円まで減るということですよね。つまり、派遣会社は何もしていなくても、1人あたりから20万円以上もらっているケースもあるということでしょうか…。


ただ、公開している企業も幾つかあるようで、その中で、リツアンSTCという企業は「23%」という全体からはかなり低い数値の企業です。平均が約40%なら、この企業は、その約半分近くまでマージンを抑えていることになります。本当に全ての派遣社員にその低いマージン率が適用されているのかわかりませんが、こういったところは他の派遣会社も見習うべきだと思います。


そもそも情報公開していない派遣会社のマージン率は一体どれくらいなんでしょうか。平均が公開されている中で、自分の比率を公開しないということは、恐らくその平均より高いマージン率なんだと思います。


平均が約4割という事実ですら、筆者には高いと感じますが、非公開企業は半分、もしくは半分以上取っているのでしょうか…。こういったルールを守らずに経営し、その上で甘い汁を吸っているような企業はどんどん無くなっていって欲しいですね…。


このような実態が晒されるニュースや記事を見るたびに思いますが、日本の企業は、実績はともかく、ルールに従ったら経営を続けられないようなところばかりだと思います。そして、そういった事実を必死に隠し、純粋にその職に就きたくて入った人を食い物にする実態は許されるものでは無いと思います。


筆者もかつてブラック企業社畜でしたが、「塵も積もれば…」と考え、こういった記事をできるだけネットに発信し、今後同じような被害に合う人が減るように、世の中に少しでも届けていければ幸いです。

 

■参考、転載元

【派遣会社50社のマージン率!徹底調査!】ピンハネの実態(技術職編) - NAVER まとめ

 

■情報提供

株式会社リツアンSTC様

株式会社リツアンSTC様エントリー 

 

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