鳥の唐揚げ

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人事が学生時代のSNSをチェック?

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皆さんはTwitterやってますか?Twitterにどんなイメージを持っていますか?筆者はと言うと、Twitterをやっていません。持っているイメージは、企業アカウントなら、ユニークなツイートの発信地、宣伝。その他一般ユーザーでは、若い人(主に学生くらいの年齢でしょうか)が好んで利用しているもの。そして、何かと話題になる問題発言が見つかるモノというイメージです。


さて、今回はそんなTwitterを始めとする、SNSの投稿を人事担当の人がチェックする事が常識として取り上げられた記事についてのお話です。最近では、アイスクリームの販売ケースに侵入し撮影、バイト先の調理鍋に異物混入をして撮影、店員にいちゃもんをつけ土下座させて撮影するなど、一般の感覚では理解できない行動を世界に発信しているユーザーがいます。


このTwitterですが、このような非常識な行動が幾度と無く発信され、そのような事をする人が見つかる事を揶揄し、ネット上で「馬鹿発見器」「バカッター」などと呼ばれています。一度行われた問題を真似して同じことをする意味が筆者にはわかりません。


今や日本の若い世代の大半の人が利用しているとも言われているSNSですが、いくらこのような騒動が起きているからといって、採用前、採用後に、個人のSNSをチェックしたり監視・管理するのはどうなのでしょうか?


確かに、過去に問題を起こした人を採用するというのは気が引けると思います。そのために人事担当が応募者のSNSをチェックしたいと考えるのであれば、理屈は納得できます。しかし、そこまで個人のプライベートを詮索するのは、少し道が外れている気もします。


これは個人的な感覚ですが、日本の企業には、企業で働く人を「各個人」として捉えるのではなく、「会社の一部」「会社の上層部の手足」として考えているところが多い気がします。企業として、属する人を管理しようとするのは間違っていませんが、社員はあくまで「企業"にも"属している」だけであり、企業のものではなく、それぞれが独立した個人です。


そういった感覚があれば、業務外の監視・管理はズレていると感じるはずなのですが、世の中の一般常識ではそうではないのでしょうか…?営業時間内のSNS投稿の監視と規制くらいは、問題無いと思いますが、もう少しモラル?マナー?のような感覚を持つべきだと感じます。


またこういったSNSの監視のため、警備会社のALSOKが従業員のSNSの検索や監視を行う有料サービスを行っているようですが、何かズレている気がします。これではまるで、番号を付けて管理していた奴隷のような、または、商品番号を付けて管理し、検査を行って不適合なものを排除する商品の生産工場のような、そんなヒトではない何か別のモノとしての扱いのように思えてなりません。


筆者の見解としては、やはりやり過ぎだと感じますが、みなさんはどう思われますか?


■参考、転載、画像引用元

www.sankei.com

学生時代の「バカッター」で不採用に!? 「人事がSNSチェック… - ジョルダンニュース!