時代は「正社員よりも派遣社員?」
今日ネットサーフィンをしている間に、記事自体は数カ月前のものですが、非常に興味深い記事を見つけました。
仕事とプライベートなどの生活とのバランスを意味する「ワークライフバランス」というキーワードを近年よく耳にするようになりました。そんな中、エン・ジャパンが「雇用形態別ワークライフバランス意識調査」を行ったところ、面白い結果が出たようです。
調査結果のグラフを見ると、1位はなんと「派遣社員」です。続いて「契約社員」「アルバイト」と続き、最下位は「正社員」でした。正社員だけ「あまり良くない」「悪い」という、マイナスな評価が半分を超えています。
先週、上のブログでも書いているのですが、企業が定額で賃金以上の業務をさせる「働かせ放題」のために正社員化をしているところもあり、それが今回の意識調査の結果にもつながっているような気がします。
一昔前は「仕事に就くなら正社員以外無い」という考え方が一般的であり、フリーターや派遣社員、契約社員はダメという風潮でした。確かに、一昔前までは正社員であれば、定年まで仕事ができ、一定の水準の生活が保証されていたように思いますが、現在の正社員にはそういった特徴がなくなっていき、肩書きだけのようなものとなっているように思えます。
今回の意識調査の結果を見ると、現在は正社員に比重を置く人が少なくなり、むしろ正社員を望まない人も多くいる事が分かり、時代の流れと変化を強く感じました。
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