ゼンショーに続きワタミも大赤字

昨日のブログですき家チェーンのゼンショーが赤字決算111億円だったことを取り上げましたが、今回はブラック企業の代名詞「ワタミ」の赤字126億円についてです。

ワタミといえば、元経営者である渡辺美樹氏の発言と、経営状況のブラックさがあまりにも有名ですよね。元経営者自身は、過労死にて亡くなった社員がいながら、ブラック企業と言うのは一人歩きの言葉だとまで発言しています。（火のないところに煙は立たぬという言葉がありますよね。）

「最低賃金では無い職種の募集もある」としながら、深夜料金を差し引いた金額を見ると、各地域の最低賃金での募集であったり、「業界ナンバーワンになるには違法行為が許される」とまで発言しています。

特に「無理を1週間続ければ、無理ではなくなる」という発言をした時のインタビュー内容は、全く理解できませんでした。正直、どの発言や考え方をとっても、筆者には到底理解できません。

さて、今回赤字に転じてしまった理由として、客足が遠のいたとしていますが、これだけの状況をTVやネットで見聞きすれば誰も行きたくなくなるでしょう…。ワタミ以外のどこに、お客様の為に従業員がポケットマネーで商品を仕入れるお店があるというのだろうか…。

しかし、元経営者の渡辺氏とは違い、現在では経営陣の報酬を10ヶ月、50%カットするようで、今までよりはまともな判断をしているように思えます。それにより従業員にしわ寄せが行っていなければいいですが…。

筆者としては、このような悪質な形態の企業が少しでも改善を目指し、よりより社会になっていくことを望みます。ブラック企業断固反対です！