鳥の唐揚げ

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北海道での悲惨な大事故と問題

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先日、北海道砂川市で軽自動車1台と乗用車1台が衝突し、軽自動車に乗っていた長男が車外に放出され、後続の乗用車に引きずられるなどして一家4人が死亡した大変悲惨な自動車交通事故がありました。


TVニュースや新聞、ネットニュースで流し見た際は、なぜ衝突した車と長男をひき逃げした車が違うのか、半ば理解出来ていませんでしたが、関連する記事を読み進めていく中で、今回の事件の全貌が理解出来ました。


まず、今回の交通事故の8割、9割の過失は、間違いなく2台の乗用車で間違いありません。
軽自動車は、交差点で、青信号に変わってから進んだ際に、横から来た信号無視の乗用車に追突されたようです。その後投げ出された軽自動車側の長男は、後続の乗用車に1.5kmに渡る距離をひき逃げされたようです。


この衝突した側の乗用車2台は、共に大幅な速度超過をしており、合わせて飲酒運転だったことも明らかになっています。超加速度も大概で、時速約130km〜150kmほどの速度で信号無視をしていたとのことです。事故当時は夜10時半前後なので、恐らく軽自動車を運転していた方は、遠くに見える光がたった数秒後に信号無視をして、直進してくるとは夢にも思わなかったことでしょう。


「だろう運転は危ない」「かもしれない運転を心がける」というのが、車を運転するドライバーが常に意識しなければならないことですが、恐らくこのレベルの違反者相手に、まっとうなドライバーの意識レベルでは回避できなかっただろうと思います。


また衝突された側の軽自動車ですが、後部座席に乗っていた人はシートベルトを着用していなかったようで、これが投げ出された理由の1つだと考えられています。筆者も人を乗せる際には、確実にシートベルトをしてもらうように徹底していますが、このような事故を見聞きすると、重要性を再確認させられます。


また、ネットニュースのコメント欄や情報まとめサイトのスレッドなどで散見されますが、北海道のこういった地方での、日常的な速度超過が見られるようです。100km走行が普通であったり、それでも煽られてしまう環境自体も問題だと思います。


確かに北海道は土地自体が広く、目的地までの距離が他県とは比べ物にならないくらいだと思います。他県からしたら県外移動レベルの移動距離なのかもしれません。それでも、速度超過は認められるものではなく、厳格に守られるべきです。おそらく似たような状況の地域が全国的に存在すると思うので、そういった地域の方は、周りの運転と自分の運転を今一度見つめ直した方がいいかもしれません。


筆者は車が好きで、1人でも複数人でもよくドライブに出かけます。その際にも制限速度を意識して走行し、周りのドライバーの速度超過や、車間距離、右左折時などのマナーの悪さを目の当たりにしていますが、今一度自身の運転も見直そうと思います。


また、今回事故に遭われ、亡くなられてしまった方のご冥福を、心よりお祈りします。

 

■参考、転載、画像引用元

news.tv-asahi.co.jp

www.asahi.com

 

http://mainichi.jp/select/news/20150610k0000m040140000c.html

 

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