鳥の唐揚げ

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新技術!服を触ってスマホの操作?

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つい先日、AppleWatchが販売され、ウェアラブルデバイスというものに世の中の関心が集まっていますが、本当に「着る」ものでデバイスを操作する技術が開発されました。開発されたのは、次世代のスマートジーンズ「Project Jacquard」(ジャカード=織物)です。

 

nlab.itmedia.co.jp


開発をしたのは、米GoogleLevi’s 。そして、意外なことに日本の素材メーカーです!Googleが日本の素材メーカーと協力して導電性のある糸を開発し、服の生地(布)に織り込んで、ボタンよりも小さい電子回路を繋いで、別で埋め込まれたセンサーから無線を通じ、スマホの操作ができるような仕組みらしいです。


今回は「服」にスポットが当たっていますが、個人的には洗濯をしても大丈夫なのか、気になります。服に組み込む以上、使う限り何度も洗濯されるので、回路の劣化やショートなどが心配です。


同時に、服だけではなく、リストバンドなどに応用すれば、可能性が広がる気がします。
服よりも洗濯回数の少ないもので、手軽に身につけられる生地製品としては優秀だと思います。


例えば、車のステアリングにも応用できそうですよね?最近の車のナビゲーションはタッチ式が増えていますし、車両の設定などもタッチ画面で行う車もあります。しかし、ステアリング自体に付いている操作系は、未だにただのスイッチなので、スイッチなどの代わりに、この技術を応用すれば、ナビゲーション画面や設定画面も直感的に操作できるのでは無いでしょうか?


もし車のステアリングに応用すれば、余計なスイッチ類がなくなるので、見た目的にも同一の素材で統一できて、一石二鳥な気がします。合わせて、リストレストの一部や、シフトノブなどの操作系付近の生地にも同じように組み込めば、手元を見ずに、今よりももっと操作しやすくなりそうです。


世界的に浸透しそうな新技術に日本が関わっていることも嬉しいですが、ますます便利に、近未来に進んでいく技術にも期待が膨らみます。


■参考、転載、画像引用元

着るウェアラブルデバイス誕生! GoogleさんとLevi’sさんと日本の素材メーカーさんが共同開発 - ねとらぼ

Project Jacquard

www.levi.jp